一言で「めまい」といっても様々な症状があります。
「自分や周囲が揺れている、ぐるぐる回る感じがする」
「歩くとお酒に酔ったようにふらふらする」
「景色が一方向に流れていく感じがする」
「船に乗っている感じがする」「目の前が暗くなる」
めまいには良性発生頭位めまい症やメニエール病など様々な種類がありますので、当医院では診察時に患者様の症状に合わせた検査を行います。
めまいの原因
良性発作性頭位めまい症 / メニエール病 / 前庭神経炎 / 突発性難聴 / そのほかの疾患(脳卒中・真珠腫性中耳炎・頭蓋内疾患・聴神経腫瘍など)
聴力検査
聴力を測定して、音を感知する蝸牛(かぎゅう)に異常がないか調べます。
眼振検査
眼振とは、自分の意思とは無関係に勝手に眼球が動くことです。
特殊なゴーグル型の器具をつけ、赤外線CCDカメラにて眼振の有無を調べます。めまいの原因によって、特徴的な眼振が確認できます。
重心動揺検査
体のバランスの乱れを調べる検査です。
重心動揺計という板状の機器の上に立って、目を開けている時と目を閉じているときの体のふらつき具合を計測します。
治療法には以下のような方法があります。
投薬治療 |
症状を緩和する薬として次のようなものがあります。
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頭位治療 |
良性発作性頭位めまい症の方に、頭をゆっくりと動かして三半規管に入った耳石を耳石器に戻すために行うことがあります。 |
めまいの リハビリ |
症状の強い時期には、安静が第一となりますが、ある程度治まってきたら、積極的に頭と体を動かすリハビリ体操を行うことが重要です。 |
めまいの予防のためには、以下の行動が効果的です。