かみむら耳鼻咽喉科では様々な治療を行っています。
痛み | 中耳炎、外耳炎等が代表的なものとなります。 |
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かゆみ | 外耳炎、湿疹等の皮膚や鼓膜のトラブルから来ることが多いです。 |
つまる | 耳垢、中耳炎、難聴、鼻炎等によるものがあります。 |
みみなり | 神経性難聴、中耳炎、メニエール病等があります。 |
聴力検査(純音聴力検査)、ティンパノメトリ(インピーダンスオージオメータ)、細菌検査、CT検査、内視鏡検査
痛み | 鼻の入口付近が痛い場合は、鼻前庭炎の可能性があります。頬、目の周り、眉間が痛い場合は、副鼻腔炎の可能性があります。 副鼻腔炎の場合は、その他に前頭部、こめかみ、後頭部に痛みが起こることがあります。 |
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かゆみ | アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、鼻前庭炎の可能性があります。 |
臭う | 膿性鼻漏を生じる病気(副鼻腔炎、急性鼻炎の後期、慢性鼻炎)では、鼻の中でいやなにおいがすることがあります。 萎縮性鼻炎でも鼻がにおうことがあります。 |
乾燥感 | 鼻の乾燥感も意外と多い症状です。慢性的な場合は、萎縮性鼻炎の可能性があります。 |
ファイバースコープ、レントゲン、CT検査、アレルギーの採血検査
採血検査も行えます
痛み | のどの炎症(咽頭炎、喉頭炎、上咽頭炎、扁桃炎、口内炎、伝染性単核球症など)が主な原因となります。 痛みが持続する場合は、のどに発生するがんが無いかどうかの検査が必要です。 |
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違和感 | 上記(のどが痛い)の病気によって、のどの違和感も起こり得ます。その他、鼻炎や副鼻腔炎による後鼻漏、扁桃肥大、唾液の分泌不足、逆流性食道炎、咳喘息、アトピー咳嗽、頚椎の異常、甲状腺疾患などで、のどの違和感が起こることがあります。精神的なストレスでのどの違和感が生じることもあり、のどの検査をしても異常がみつからない場合を、咽喉頭異常感症といいます。咽喉頭異常感症には漢方薬が効果を示すことがあります。 |
舌の痛み | 口内炎(舌炎)の可能性が高いですが、舌にしこりを触れる場合は、舌がんの可能性もあります。 舌に診察上の異常が無い場合は、舌痛症と呼ばれます。これは更年期の女性に多く、亜鉛の不足や、歯科金属アレルギー、自律神経の異常が原因として考えられています。 舌痛症の治療としては、亜鉛製剤、歯科治療、場合によっては抗うつ剤の内服を行います。 舌の表面はデリケートなため、歯ブラシでこすると痛みや味覚障害の原因となることがあります。 舌の表面の清掃は、濡れたガーゼなどで軽くふきとるか、水を口に含んで舌と上あごを軽くこすりつける程度にしたほうがよいでしょう。 |
痛み | 頸部の背側の痛みは肩こりが多く、これは整形外科にご相談ください。耳鼻科でみる首の痛みは、首の前面の痛みになります。首には甲状腺や唾液腺、リンパ節もあり、代表的なものは感染症になります。 他にも亜急性甲状腺炎や唾石症、組織球性リンパ節炎など様々な病気があります。甲状腺・唾液腺・リンパ節、どの部位からきているかどうかは多くは触診で分かります。痛みは体が訴える最も大事な信号です。早めの受診をお勧めします。 |
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腫れ | 首が腫れる病気で最も有名なものはバセドウ病ではないでしょうか。甲状腺が腫れて、甲状腺の機能が亢進してしまい、動悸がしたり目が飛び出てくるようなこともあります。 他にもいろいろありますが、首の腫れで気を付けないといけないのは腫瘍です。甲状腺腫瘍や唾液腺腫瘍、リンパ節腫瘍などがあります。いずれも良性腫瘍であることが多いのですが、悪性腫瘍であったり、他の臓器(胃癌や前立腺癌など)からの悪性腫瘍の転移の時もあります。気になったら受診をお勧めします。 |
ファイバースコープ、レントゲン、CT検査、アレルギーの採血検査
エコー検査の様子
耳の痛み |
小さなお子様で耳鼻科受診をされる際に最も多い症状です。他にも原因がありますが、ほとんどは中耳炎の症状です。中耳炎の治療は、現在ガイドラインという「これに沿って中耳炎の診療をしてください」という流れが決まっており、当院もこれに沿って治療を行っております。ご両親が特に困るのが夜中の耳の痛みです。中耳炎は6時間あったらひどい状態になってしまうと言われており、特に子どもは寝る前に思い出したかのように痛みを訴えだします。 |
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鼻水 |
これは鼻の病気のところでも紹介しましたが、鼻水は様々な原因で起こります。黄色や緑色などの汚い鼻水は感染症になっており、中耳炎の原因にもなるので早めの受診を勧めます。透明のサラサラした鼻水はアレルギー性鼻炎が原因であることが多いです。 |
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いびき・無呼吸 |
いびき・無呼吸も子どもには多い症状の一つです。原因としては鼻が詰まった時に口呼吸となりいびきをかいてしまうことが最も多いです。鼻の治療をすると改善したという患者さんをたくさん経験しております。中には、扁桃腺が大きく、年中いびきをかくという方もいます。ここで怖いのは無呼吸症候群です。寝ているときに息が止まっているような感じがある場合には、無呼吸症候群の疑いがあります。これがあると日中の眠気のために、学習能力・運動能力が下がったり、身長体重にまで影響することが分かっています。 |
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