CTについて

C o m p u t e r i z e d T o m o g r a p h y
コーンビームCT

当院は新しく「耳鼻科用CT」を導入しました。
通常、CT撮影が必要と思われる患者さんには、総合病院に紹介してCTを撮影してきていただく必要があり、患者さんに負担をおかけすることになります。
そのような状況を改善するために、「耳鼻科用CT」を導入しました。

CT(コーンビームCT)の特徴

通常のCT(ファンビームCT、ヘリカルCT)と比べて放射線被曝量が非常に少ない
撮影時間は一部位15秒から30秒
位置合わせ等の準備の時間を入れても5分程度の検査時間です。 予約の必要はなく、その場で撮影できます。
コーンビームCT

こんな時にCT検査をします

副鼻腔CT
  • 副鼻腔炎がなかなか治らない場合
  • 特殊な副鼻腔の病気を疑う場合
  • 副鼻腔の腫瘍を疑う場合
  • 鼻腔の手術を悩まれる場合
など
中耳/内耳CT
  • 突然の難聴を繰り返したり、治療しても治らなかった場合
  • 手術が必要な病気を疑う場合
など
顎/顔面骨CT
  • 鼻骨骨折が疑わしい場合
  • 外傷による骨折が疑わしい場合
  • 歯が原因の病変を疑う場合
など
唾液腺CT
  • 触診やエコーで分かりづらい結石を疑う場合

※CT検査については医師の判断により行います。

※当院のCTは軟部組織の分解能に劣るため、上記以外の頸部や唾液腺のCTは総合病院に依頼します。

CT検査をお勧めします

  • 症状がなかなかよくならない(慢性化している)方
  • 原因がよくわからないまま、対処療法で症状を抑えている方
  • 一度、しっかり精密検査をしたい方